1953-03-13 第15回国会 参議院 農林委員会 第29号
却つて協同組合で家畜を保険の対象に持つて来て、そうして協同組合に入つておるということを条件にして資金の融通をする、又購入したものを保険に入れるということの前提の下に、資金の導入を図る、こういうようなことをすれば、これは協同組合は比較的容易に家畜を導入するということについて条件が備わるのですから、これは私は割合にスムースに行くと、こう考える。
却つて協同組合で家畜を保険の対象に持つて来て、そうして協同組合に入つておるということを条件にして資金の融通をする、又購入したものを保険に入れるということの前提の下に、資金の導入を図る、こういうようなことをすれば、これは協同組合は比較的容易に家畜を導入するということについて条件が備わるのですから、これは私は割合にスムースに行くと、こう考える。
第三点といたしましては、員外預金の関係でありますけれども、原案によりますというと、員外預金は無制限に中小企業等協同組合法によるところの信用協同組合に対して許されておるというふうなことになるのでありますが、これは信用金庫並びに信用協同組合のおのずから性格の相違点もありますと申しますけれども、員外預金を無制限に認めるということは却つて協同組合の根本精神にも悖るものではないか。
第一の、地方の行政庁が不断に各協同組合の内容を把握し、指導したい、現在のごとき単に設立の報告だけでは全きを期しがたいという要望は、かねがねから承わつておりましたので、又実際上最近における中小協同組合の実態から考えまして、やはり行政庁に或る程度権限を委譲することが適当であろ、それによつて却つて協同組合を健全化するというふうに考えましたので、今度提案いたしてありまする法案には、十二分に行政庁の希望を取入
○説明員(平木桂君) その点につきましては、先ほど説明のうちにちよつと申上げましたが、やはり一点は、特に農業協同組合行政を監督いたしておりまする天然資源局の考え方といたしましては、農業協同組合の性格からしまして、これに国家的の援助を與えることが、却つて協同組合の本来の自主性を害うという虞れがあると同時に、そのように農業協同組合に経済的な援助を行うということは、私企業体としての用同組合である限りにおいては
そういたしますると財産の分割の請求とか、或いは狹い區域に幾つもできるということは、却つて協同の精神にそぐわない點があるのではないかと考えられるのでございまするが、この法案に對して經過的な、二年とか三年、まあ例えて申しまするならば、二、三年というような期間を限りまして、一町村一協同組合というような經過的の規定を設けて、この自由の原則とか或いは農民の自主性の確立、その他の法案の目的を農民一般に訓練をやる